計算式と解説(テキスト+式)
1. 歩幅の推定方法
式:
歩幅(cm)= 身長(cm) × 0.45
解説:
人間の歩幅は身長に比例し、おおよそ「身長の45%」が平均とされています。たとえば身長170cmの場合、歩幅は約76.5cmになります。
ただしこれは通常の自然歩行時の平均であり、競歩やランニング時とは異なりますので、あくまで参考値としてください。
2. 距離から歩数を求める
式:
歩数(歩)= 距離(m) × 100 ÷ 歩幅(cm)
解説:
たとえば距離が2000mで、歩幅が76.5cmなら、
歩数 ≒ 2000 × 100 ÷ 76.5 ≒ 約2614歩
この式は、距離をcm単位に変換し、それを歩幅で割って歩数を求める形です。
🔴 3. 歩数から距離を求める
式:
距離(m)= 歩数 × 歩幅(cm) ÷ 100
解説:
たとえば歩数が3000歩、歩幅が76.5cmの場合、
距離 ≒ 3000 × 76.5 ÷ 100 ≒ 約2295m(約2.3km)
100で割るのは、cm → mの換算です。結果を1000で割ればkm表記にもできます。
豆知識:1日に歩く歩数とその距離感
「1日1万歩」とよく言われますが、実際の目安としてはだいたい8000〜10000歩くらいがちょうどいいとされています。距離で言うと、およそ5〜7kmほどです。
とはいえ、年齢や体力によって無理のない範囲は人それぞれです。
高齢の方なら6000歩くらいでも十分とされることが多いです。
今日どのくらい歩いたのか、ざっくりでも距離に置き換えてみると、ちょっとした達成感があると思います。
歩数と距離の感覚を知っておくだけでも、日々の動き方が少し変わってくるかもしれません。